独断と偏見の2014年映画ランキング&レビュー

2014rank

あけましておめでとうございます。今年も「3分で読む最新映画レビュー・感想文」をよろしくお願いいたします。

早速ですが、2014年にcodamaが映画館で自腹で観た全48本の映画の中から、おすすめランキングベスト10と、観てはいけないワースト5を選びました。最後には全48本の採点付きリストもありますのでレンタルしたり、DVD、BD購入時の参考にでもしていただければと思います。

独断と偏見の2014年映画ランキング ベスト10

1位 インターステラー(★4.5)

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『インセプション』『ダークナイト』シリーズのクリストファー・ノーラン最新作。娘のために自分を犠牲にして、人類が移住できる星を探して前人未到の世界へと旅立つ宇宙飛行士の父親。そして、その父親と時空を超えて繋がる娘の決して諦めない2人が人類の未来へと挑む物語です。

2位 アナと雪の女王(★4.5)

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終始が姉妹の愛の物語。冒頭、アナを傷付けてしまう事を恐れて距離を置くエルサと、それでも姉を慕い続けるアナの姿を見るだけで泣きそうになります。吹替版はとにかく神田沙也加の演技、ミュージカルシーンの歌、ともに素晴らしい。

3位 舞妓はレディ(★4.0)

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周防正行監督最新作。舞妓を目指す少女と彼女を取り巻く花街(かがい)の人々の姿を描いたシンデレラストーリーをミュージカル映画に。この映画は春子へ感情移入しながら観ると、100%楽しめると思います。

4位 ホビット 竜に奪われた王国(★4.0)

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『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の前日譚。小さく温厚な性格のホビット族の青年、ビルボ・バギンズが屈強で頑固なドワーフ族と彼らの王国を取り戻す冒険を描いた大スペクタクル冒険活劇のシリーズ2作目。クライマックスの邪竜スマウグとビルボとの手に汗握る駆け引きが一番の見せ場です。

5位 猿の惑星:新世紀 ライジング(★4.0)

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1968年公開の『猿の惑星』をリブートした『猿の惑星:創世記 ジェネシス』の続編。猿の惑星』へといたる?猿と人類の共存と対立の運命を描くSFスペクタクル。必ず前作の『猿の惑星 創世記(ジェネシス)』を復習してから観てください。そうでないと100%内容を理解することも楽しむことも難しいです。観たことあるという方も、直前に見直すことをお勧めします。

6位 マレフィセント(★4.0)

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ディズニーアニメの『眠りの森の美女』のストーリーを大きく覆し、本来悪役である妖精マレフィセントの視点で描いたリメイク作品。女性なら誰もが憧れる『眠りの森の美女』とは違った形の「真実の愛」をテーマにした、本作。なんとなく先の読める物語ではありますが、クライマックスのマレフィセントの活躍は手に汗握るワクワクがあります。

7位 トランスフォーマー ロストエイジ(★4.0)

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人気SFアクションシリーズの4作目。前3作からキャストを完全一新。謎の新たな敵の策略にはまり、人類と敵対してしまったオートボット達と彼らを救う人間達の戦いを迫力のCGで描く。クライマックスでやっと登場する”ロストエイジ”のダイナボット達のアクションシーンが迫力満点です。

8位 寄生獣(★4.0)

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高校生泉新一とその右手に寄生したパラサイト「ミギー」」は、人間に寄生し、人間を食い殺す未知の寄生生命体「パラサイト」と人類の生き残りを賭けて戦う。原作漫画を台無しにする映画が多い中、原作を忠実になぞろうという制作側の意図がよく見えました。

9位 GODZILLA(★3.5)

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日本の特撮映画の象徴怪獣ゴジラを再びハリウッドで製作。今作は立派な「怪獣映画」となっています。ストーリーや音楽に不満が残る部分はありますが、リアリティを追求したゴジラのデザインや鳴き声、アクションなど素晴らしかったです。

10位 エンダーのゲーム(★3.5)

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地球外知的生命体から地球が侵略を受けてから50年。地球艦隊は優秀な指揮官を育てるために、10代の子供達を徴兵していた。主人公のエンダーは至る所で天才ぶりを発揮するのですが、終盤の彼のセリフで全地球の大人達の誰一人この戦争の本質を理解していなかったことが分かります。想像の斜め上を行く結末でした。

独断と偏見の2014年映画ランキング ワースト5

5位 神さまの言うとおり(★2.5)

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週刊少年マガジンで連載中の同名の少年漫画を三池崇史が実写化。退屈な毎日を送っていた高校生が不条理なゲームに巻き込まれていくソリッドシチュエーションサバイバル映画。カタルシスもワクワク感もなく、腹落ち感もないしで見終わった後、全く釈然としない感じです。

4位 万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-(★2.5)

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キャラクターにも脚本にも厚みがなくて、原作が週刊少年マガジンで連載されていると言われても信じるレベルのミステリーで、トリックも子供だましでした。

3位 ルパン3世(★2.5)

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アニメにとらわれすぎたオリジナリティに欠けた演出とダサい画作り。何度も同じようなカット見せられお腹いっぱいです。原作やアニメへのリスペクトやオマージュなどではなく、ファンに対する安易なおもねりなのでは?と感じました。アニメに敬意を払いながらもっとまともな演出をお願いしたかったです。

2位 LUCY(★2.5)

lucy

ツッコミどころ満載のとんでもSFなので科学的な説得力とかを求める人には向かない映画です。ガンアクション、超能力、カースタント、種の進化、生命とは何かとか、盛りだくさんに詰め込まれてますので、頭を空っぽにしないと耐えられないかもしれません。

1位 幕末高校生(★1.0)

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不思議なスマホのアプリのせいで、幕末にタイムスリップした3人の高校生と歴史の教師が、現代に戻る為に偶然出会った勝海舟に助けを求める。とにかく観終わっても何の感動も学ぶものもない映画でした。地上波で放送してても見なくて良い一本です。

codamaの2014年鑑賞映画リスト

トリック劇場版 ラストステージ★★★☆3.5
エンダーのゲーム★★★☆3.5
大脱出★★★☆3.5
ジャッジ!★★★☆3.5
キック・アス ジャスティス・フォーエバー★★★★4.0
ホビット 竜に奪われた王国★★★★4.0
ロボコップ★★★3.0
アナと雪の女王★★★★4.0
アナと雪の女王 吹替★★★★☆4.5
偉大なる、しゅららぼん★★★3.0
白雪姫殺人事件★★☆2.5
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー★★★☆3.5
アメイジング・スパイダーマン2★★★☆3.5
テルマエ・ロマエII★★★☆3.5
wood job!★★★☆3.5
機動戦士ガンダムuc episode 7「虹の彼方に」★★★☆3.5
x-men:フューチャー&パスト★★★☆3.5
MONSTERZ★★★☆3.5
万能鑑定士q −モナ・リザの瞳★★☆2.5
トランセンデンス★★★☆3.5
オール・ユー・ニード・イズ・キル★★★☆3.5
超高速!参勤交代★★★☆3.5
マレフィセント★★★★4.0
GODZILLA★★★☆3.5
幕末高校生1.0
るろうに剣心 京都大火編★★★☆3.5
トランスフォーマー/ロストエイジ★★★★4.0
イントゥ・ザ・ストーム★★★3.0
新劇場版「頭文字d」legend1-覚醒-★★★☆3.5
ルパン三世★★☆2.5
LUCY/ルーシー★★☆2.5
フライト・ゲーム★★★☆3.5
イン・ザ・ヒーロー★★★☆3.5
るろうに剣心 伝説の最期編★★★☆3.5
舞妓はレディ★★★★4.0
猿の惑星:新世紀(ライジング)★★★★4.0
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー★★★☆3.5
柘榴坂の仇討★★★3.0
記憶探偵と鍵のかかった少女★★★☆3.5
放送禁止 洗脳~邪悪なる鉄のイメージ~★★★☆3.5
エクスペンダブルズ3 ワールドミッション★★★☆3.5
イコライザー★★★☆3.5
ホビット 決戦のゆくえ★★★☆3.5
インターステラー★★★★☆4.5
神さまの言うとおり★★☆2.5
トワイライト ささらさや★★★☆3.5
寄生獣★★★★4.0
ゴーンガール★★★☆3.5

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