東京マラソンまでいよいよ残り25日。今週末は最後のポイント練習に当てる方が多いのではないでしょうか?ポイント練習とはかんたんに言うとハードな練習です。
本番まで残り3週間を切ると、ハードな練習でタイムを上げるよりも、練習を抑えめにして疲れが残らないようにすることが重要ですね。
タイムなど気にしない、とにかくどんなランニングウェアを買えば良いのかとお悩みのマラソン初心者の方は、今すぐこれを読んでください。マラソン完走に100歩も1000歩も近づきます。
ランニングシャツの選び方
吸湿性が高く、かつ汗をかいても水分が蒸発しやすい生地で出来たウェアを選びましょう。軽くて通気性も良く、肌に張り付かず、冬場のマラソンで汗で体温を奪われることもありません。
間違っても綿のTシャツでマラソン大会に出ないでください。早々汗で冷えたシャツに凍える事になります。
夏場は肌の上に直接着ることが多いので、肌が擦れても痛くならない柔らかい生地のウェアを選ぶのがおすすめです。
デザインはお好みで構いません。気分が上がる色やデザインだと◎です。ランニングパンツが黒が多いので、シャツは明るめや派手目の色がおすすめです。シューズと同じ色、メーカーで揃えるとかっこいいですね。
半袖と長袖を一着ずつ持っていれば重宝しますが、マラソン大会に出ると参加賞でよくもらうので、自分で買う機会はあまりないかもしれません。
ランニングパンツの選び方
こちらも軽くて、吸湿性と汗が完走しやすいものを選びましょう。汗を吸って重くなって太ももに張り付くランニングパンツは、フルマラソンを走る場合、かなりのストレスになります。
また、なるべく短いランニングパンツをおすすめします。膝上あたりまであるようなハーフパンツは疲れてくると、太ももにまとわりつくような重ささえ感じるようになります。
練習用はどんなランニングパンツでも構いませんが、本番用には薄手の短いランニングパンツがおすすめです。
デザインは男性用は黒っぽいものが多いのであまり選択肢は多くありません。女性用はピンクや紫などビビッドなカラーのものや、ドット柄や★柄など可愛らしい物が多くあります。
ランニング用靴下(ソックス)の選び方
ランニングシューズの中で地面をしっかりと捕らえるためには5本指ソックスがおすすめです。さらに土踏まずのアーチ部分をサポートしてくれるテーピング機能を持ったソックスならなお良しです。
僕はadidasのクロステーピングソックスを愛用しています。
コンプレッションウェアの選び方
初心者ランナーはフルマラソンを完走する十分な筋力を持っていないことが多いです。それをサポートするのがコンプレッションウェアです。分かりやすく言うと、テーピング機能を持ったタイツですね。
コンプレッションウェアが筋肉をサポートしてくれるので、テーピングのように足りない筋力を補ってくれます。アスリート用のモデルは結構高いですが、マラソンを続けるのであれば、買って損はないです。
コンプレッションウェアには上半身用と下半身用がありますが、上半身用はadidasのTECHFITが、背中の筋肉のサポート力が高くて、走る姿勢を正してくれるので、おすすめです。下半身用はワコールのCW-Xがおすすめです。こちらもも強力な締め付けで、太ももの筋肉をサポートしてくれます。
着るのと着ないのとでは、マラソンの後の筋肉痛の度合いが違いますので、お財布が許すのであれば是非揃えてください。
間違ってもユニクロのヒートテックなどを着て走らないでください。ヒートテックは保温性は抜群ですが、汗が乾きませんので、肌の表面からどんどん体温を奪われる事になります。
キャップ、帽子の選び方
冬でも太陽の出る天気の場合には必須です。被らないと直射日光で体力の消耗が激しくなります。体感で10%は削られるイメージです。また、雨の日の雨粒避けや、頭皮の汗が落ちてきて目に入るの防いでくれたりするので、被っておいたほうが何かとメリットは多いです。
キャップも普段被るものよりも、ランニング用の軽いものがおすすめです。
手袋の選び方
冬のマラソンに手袋はおすすめです。個人的には指先のない手袋が良いです。僕自身も指先のない手袋を使用しています。
理由は指先がないほうが、給水所の紙コップを滑らずに掴むことが出来るからです。ほかにも、携帯したジェルやフードの封を開けるのにも、指先がないほうが開けやすいんです。また、指先は手の中に握ってしまえばさほど寒さは感じなくなるので、手のひらさえカバーされていれば良いです。
厚手のものは暑くなりますし、不要になった時にかさばるので、おすすめしません。薄手で指先がないものがおすすめです。100円均一の手袋の指先を切って使うのもありですね。
おすすめアイテム2選
ビニールポンチョ
冬の大きなマラソン大会のスタートでは、長時間待たされることが多いです。すでに荷物を預けていて、上着などはない状態ですので、ビニールポンチョが防風、防雨、防寒などで大活躍します。
スタートしてから、必要なければ給水所のゴミ箱に捨てちゃっても良いのです。
ただ、天候や気温によっては体が温まるまで30分以上かかる場合もざらですし、東京マラソンはビル群の間を走るコースなので、日陰が多く気温が上がりにくいので、携帯しているウェストポーチのベルトなどに挟んで走るのもアリです。
何にしても重宝するので、当日一枚持っておいて損はないです。asicsのビニールポンチョは使い捨ても出来ますし、使い回しも出来るくらい丈夫に出来ています。
キャタピラン
キャタピランはゴムで出来たほどけない靴紐です。コブ状の突起がいくつもあり、それで靴紐の穴を留めて使います。おすすめする一番の理由は靴紐が絶対にほどけないという事です。マラソン大会では、靴紐がほどけて結び直している人をよく見ます。
正直、タイムロスも勿体ないですし、靴紐を結ぶ姿勢は披露した筋肉にはダメージが大きいので良くありません。また、靴紐を結ぶために止まっている間に体が冷えてしまうと筋肉が硬直してしまい、再び走り出すのが非常に難しくなります。
そのくらい大きな問題である靴紐問題を解決してくれるのがキャタピランです。
僕はキャタピランを3年以上愛用していますが、とても重宝しています。今持っている2足のランニングシューズの両方にキャタピランを使っています。ゴムで出来ているので足の動きに柔軟にフィットしてくれます。おすすめです!